皆さん食べたことがあるバナナ、、、
実は放射線物質なんです!
放射線物質と聞くと怖いですよね、
ですが意外と身近なとこにたくさん存在しています!
今回は食べものについて放射線の秘密を問明かしていきます!
バナナの放射線の正体
バナナが放射線物質というのは、カリウム40という放射線物質を多く含むため言われています。
では、このカリウム40というのはどういう物質なのか?栄養として必要なのか?
ここからまず紐解いていきます!

まずはカリウム40について説明しよう!
カリウム40とは?
このカリウム40というのは、多くの食べ物(白米、大根、ほうれん草、リンゴ、鶏むね肉など)に含まれており、人間の体を作るうえで必須の元素となっています。
カリウム40は放射線を放出しているものの、通常のカリウムと全く同じ挙動を体内でしています。
カリウムの成人の体内にある量は約140gで1日の摂取量は3.3gであり、
カリウムの働きとしては、以下の効果があります。
つまり健康に生活するうえでカリウムはとらなければならない栄養素となっています。
バナナの放射線量

バナナに含まれているカリウム40による放射線量はバナナ1本(150g)約19ベクレル
1kg当たり約130ベクレルの放射線量が含まれています。
ただ、食べ過ぎたら被ばくするというわけではありません。
飲食で体中に取り込まれるカリウム40の放射能は1日あたり約50Bqであるが、通常の生活においては体内の蓄積量が平衡量まで達しているので、人体中の余分のカリウムが吸収されるのに伴って同等の量が排泄される。つまり、摂食によるカリウム量の変動はほぼ無く、被ばく量の変化も無いとされています。
ウィキペディア 参照
他の食品の放射線量
では、ほかの食品との比較をしていきましょう!
食品名 | 1回あたりの目安 | K-40の放射線濃度(Bq/kg) |
バナナ | 19Bq(1本150g) | 130Bq/kg |
ビール | 5Bq(1本500ml) | 10Bq/L |
ごはん | 6Bq(1杯200g) | 30Bq/kg |
牛乳 | 10Bq(1杯200ml) | 50Bq/L |
干ししいたけ | 14Bq(5枚20g) | 700Bq/kg |
昆布 | 20Bq(だし用10g) | 2000Bq/kg |
ステーキ | 20Bq(1枚200g) | 100Bq/kg |
ポテトチップス | 36Bq(1袋90g) | 400Bq/kg |
これをみるとバナナとポテトチップスが高いことがわかると思います!
食べ物には、少なからず放射線物質が含まれていることが分かったと思います。

しかし、体に悪いというわけではありません!
私たちは日常的に微量ながら被ばくしています。
カリウムにおいては、体の機能を維持するうえで大事な栄養素となっているためほとんど気にすることなく食べても、被ばくに関しては問題ないでしょう。
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