なんと、2020年2月27日から29にかけて、あの幻のゲーム機、任天堂プレイステーションがオークションに出品されます!

任天堂プレイステーションって?

任天堂プレイステーションは、昔ソニーと任天堂が共同開発したけど、わけがあって販売されなかった幻のゲーム機なんだ!
任天堂プレイステーション

任天堂が作ったスーパーファミコンにCD-ROMドライブが搭載された幻のゲーム機です。
もともとのスーパーファミコンには、CD-ROMがないことはわかると思います。
こちらで、ゲーム機について年代別にまとめています。
発売されなかった経緯
時は遡ること1990年代、ファミコンが発売して約11か月後。
1990年に任天堂とソニーは次世代ファミコン共同開発を行っていました。
その開発は、当時次に来るといわれていた、CD-ROM搭載のゲーム機開発でした。
そんな中、ソニーがアメリカのゲームショーでスーパーファミコンと互換性を持つCD-ROM機を発表しました。
しかし、その次に日に、任天堂はソニーに覇権を握られてしまうと思ったのか、フィリップ社とCD-ROM機の共同開発を行うことを発表しました。
その結果、ソニーの発表に水を差すことになり、任天堂プレイステーションは打ち切られ、ソニーは任天堂と決裂しました。
ソニーの生みの親の久夛良木健(くたらぎ けん)さんによると
フィリップス社との共同開発機には、CD-iが採用される事になっており、CD-iをフィリップスと共同開発したソニーとしてCD-iにできる事、できない事を理解しており、「任天堂さんとは道が離れた。進化の先に見ていたものが違った。」と判断し、だったら我々は我々の方法で、進化を加速させよう!とソニーの独立したゲーム機、プレイステーションを開発する事になった。
https://ja.wikipedia.org/wiki/スーパーファミコン
と言っています。
この決裂があったから、今あるPlayStationが作られたとみても良いでしょう。
幻のゲーム機が見つかった経緯
2009年にコレクターの Terry Diebold氏 がオークションで落札しました。
その時の価格は75ドル(約7500円)という安さでした。
そして2015年に彼の息子が掲示板、YouTubeで実物の動画をアップロードしたのがきっかけで多くの人に知れ渡ることとなりました。
価値は数億!?
過去に一度、約1億円のオファーがありそれを断ったことがあるため、それなりの価値、またはそれ以上の価値が期待できます!
2020年2月27日から29日にかけてオークションがHERITAGE AUCTIONSで開催されるのでかなり注目です!
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