私たちが住むこの地球には多くの種類の生き物たちが住んでいます。
動物・昆虫・植物とたくさんいますがどの割合でいるのか知っていますか?
なんと生き物の8割は昆虫と言われています!!!
(´゚д゚`)
初めて知った時、ビックリぎょうてんでした。
今日は、身近だけどあまり知られていない生き物の分布について紐解いていきましょう!
地球の生物の8割が昆虫!?

まず、地球の生物の種類は何種類かわかりますか?
なんと170万種類といわれています!
これは、昆虫や脊椎動物の哺乳類・鳥類、植物などをすべて合わせた種類の数です。
では、この中で昆虫はいったい何種類いるのでしょうか?
正解は…
100万種類です!!!
約6割が昆虫となています!
また、動物に限定すると約8割が昆虫です!

めちゃくちゃ多いね!

普段、目にしているのが人や犬、猫など身近な動物ばっかりだから昆虫の多さがあまり実感できないね(‘ω’)
人が暮らす地球というよりは昆虫が暮らす地球に人が住んでるような感覚ですね!
なぜこんなに多い?
なぜこれほど、昆虫の種類が多いのでしょうか?
それには、大きく2つ理由があると考えられます。
この二つが、哺乳類などの動物より多くの種類がいる原因とされています。
では1つずつ見ていきましょう!
昆虫の多さの原因①飛ぶことができる

動物と違う点で言えば、『飛ぶことができる』という点が大きな違いです!
昆虫は全体の約98%が『飛ぶ』能力を持っています!
この『飛ぶ』能力により、行動範囲がかなり広くなって、「えさを探す」、「敵から逃げる」、「最適な生息地を探す」など、選択肢が広くなります!
飛ぶといえば「鳥」もそうだとなりますが、昆虫ほど種類はいません。
昆虫にはもう一つの秘密があるからです!
それが次に説明する『変態』です!
昆虫の多さの原因②変態する

アゲハチョウを思い出してください。
メスは卵を産み、卵から生まれた幼虫は一定期間草むらで暮らします。
そして、さなぎになり、皆さんが知るきれいな「アゲハチョウ」になります!
この体が全く違う形に変わっていくことを『変態』といいます。
変態をすることによって、成長するうえで都合がいい場所で生活することができ、生存確率が大幅に高くなります!
例えば、ウミガメは海辺に卵を産み、ふ化した子亀は海を目指し、海の中で大人になっていきます。体が小さい子亀たちにとって海は天敵のたまり場となっており、常に危険と隣り合わせです。
生存確率は、なんと1/1000または、1/5000と言われておりかなり低い生存率です。
一方、セミやチョウ、カブトムシのように姿かたちを変え、その都度適した環境で暮らしている昆虫は天敵が少なく、生存率も高いです。
まとめ
昆虫の中で約98%が『飛ぶ』能力を持ち、そのうちの80%は『変態する』能力があります。
天敵がいるのか、生きやすい気候条件なのかなど、最適な環境を探すことができ、そこに適応して体を変えていける能力があるため、昆虫の種類がここまで多くなったのだと考えられますね!
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